過去に担当した生徒さんの話④
こんにちは!四国中央市川之江町にオープン予定の1:2個別指導 藤井塾です!
この記事では、私が過去に担当した生徒さんについて書いていきたいと思います。
今回ご紹介するのは、Mくんです。
中学2年生の時に、数学を担当させて頂きました。
アップル製の下敷きを使っている、おもしろい生徒さんでした。(無地の下敷きの真ん中の部分に自分でアップルのロゴをマジックで描きこんでいます)
Mくんは、学校の授業についていけておらず、基礎力もあまりない生徒さんでした。
基礎力が身についていないので、理解して解けるようになるまでに時間がかかります。
他の生徒さんであれば10分で終わる内容が、30分ぐらいかかってしまっていました。
正直、最初の頃は、「Mくんの成績を上げるのは、結構厳しいだろうな…」と感じていました。
それでも、Mくんのレベルに合わせて指導を行い、簡単な問題から少しずつ解けるようにしていきました。
分からないところは様々なアプローチで説明を試みました。
点数も少しずつ上がっていきました。
指導前(1年生の学年末テスト)の点数は33点だったのですが、1学期の中間テストで47点、期末テストで50点を取ってきました。
そして、Mくんを担当し始めて半年がたった秋の頃…
「あれ?なんか…春に教えた時よりも説明がスムーズに伝わるようになってない?」
基礎力が身についたおかげで、今まで30分くらいかかっていたのが15分くらいでできるようになりました。
せ、成長してる…!
しかも。
Mくん、自主的に塾の教材を進めてくるようになりました。
びっくりしました。
「先生、俺な、頑張ろうと思って、分かるところは自分で進めてみた。」
感動しました。
生徒さんの勉強に対する姿勢が変わるのを見るのはすごく嬉しいですし、応援したくなりますね。
これは点数が上がるだろうなと思いました。
2学期の中間テストは46点でしたが、期末テストは59点。
そして、学年末テスト。
「先生!平均超えとった!」
その日は別の先生の授業の日だったのですが、Mくんは平均点を超えたのが嬉しかったようで、わざわざ私のところに言いにきてくれました。
「おー!やったやん!」
私もとても嬉しかったです。
生徒さんによって学力のレベルはさまざまですが、成長に向かって努力する様子はどんな生徒さんであっても輝いて見えます。
塾の仕事をやっていてよかったなと思える瞬間のひとつです。